カロリーメイトなどの栄養機能食品は妊婦・授乳中ママが摂取しても大丈夫?機能性表示食品との違いは?

機能性栄養食品

おやつを食べるにしても、効率よく栄養を取りたい、カロリーバランスの取れたものを食べたいという人が多いと思います。それは妊婦さんも授乳中もママも同じでしょう。そんなとき、栄養機能食品や機能性表示食品は食べて良いの?と疑問に思うママもいるかもしれません。栄養機能食品や機能性表示食品とは何か、おすすめの食品などについてまとめてみました。

栄養機能食品とは?

カロリーメイトやSOYJOY(ソイジョイ)と言えばイメージがしやすいでしょう。東京都福祉保健局消費者庁によると「栄養機能食品」とは一日に必要な栄養成分(ビタミン、ミネラルなど)が不足しがちな場合、その補給・補 完のために利用できる食品のことを指します。すでに科学的根拠が確認された栄養成分を一定の基準量含む食品であれば、特に届出などをしなくても、国が定めた表現によって機能性を表示することができます。

【一日に必要な〇〇が摂取できる】が目印

国が定めた栄養基準値をう上回る栄養素については表示方法を厳守すれば【一日に必要な〇〇が摂取できる】といった表示してOKになりました。

規格基準が定められている栄養成分

ミネラル類

カルシウム、亜鉛、銅、マグネシウム、鉄

ビタミン類

ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、葉酸

栄養機能食品の一例…

大塚食品 カロリーメイト メープル味

栄養機能食品と言えば一番有名なのは「カロリーメイト」ではないでしょうか。フルーツにチーズにココア…いろいろな味が発売されていますが、ひつじが一番好きなメープル味をピックアップしました!

1箱(4本)あたりの栄養成分表示
  • エネルギー:400Kcal
  • タンパク質:8.1g
  • 脂質:22.6g
  • 糖質:40.3g
  • 食物繊維:2g
  • ナトリウム:300mg
  • カリウム:110mg
  • カルシウム:200mg
  • 鉄:2.5mg
  • マグネシウム:50mg
  • リン:90mg
  • ビタミンA:225μg
  • ビタミンB1:0.5mg
  • ビタミンB2:0.6mg
  • ビタミンB6:0.5mg
  • ビタミンB12:1μg
  • ナイアシン:5.5mg
  • パントテン酸:2.8mg
  • 葉酸:100μg
  • ビタミンC:40mg
  • ビタミンD:2.5μg
  • ビタミンE:4mg

さすが栄養機能食品だけあって、栄養素を並べてみるとかなりの数になりますね。カロリーメイトは食べごたえがあるので、栄養素をしっかり摂取できることに加えて、しっかりお腹も満たしてくれますよ。

アサヒ バランスアップ クリーム玄米ブラン ブルーベリー

一袋2個入りで176kcalです。カルシウム238 mg、鉄2.5mg、マグネシウム39mgと胎児や赤ちゃんに与えたい栄養が豊富に含まれています!おやつには甘いアイスやケーキではなくて、こちらを食べてみてもいいですね。

1袋2枚(36g)あたりの栄養成分表示
  • エネルギー:176 kcal
  • たんぱく質:2.2 g
  • 脂質:9.5 g
  • 糖質:19 g
  • 食物繊維:3.0 g
  • ナトリウム:85 mg
  • カルシウム:238 mg
  • 鉄:2.5 mg
  • マグネシウム:39 mg
  • ビタミンA:100~210 μg
  • ビタミンB1:0.31 mg
  • ビタミンB:20.35 mg
  • ビタミンB6:0.25 mg
  • ビタミンB12:0.49 μg
  • ビタミンD:1.5 μg
  • ビタミンE:2.7 mg
  • ナイアシン:2.9 mg
  • 葉酸:53μg
  • パントテン酸:1.4 mg

食べごたえはカロリーメイトに劣るものの、栄養素の量だけで見るとバランスアップの方がカロリーメイトよりも豊富に含まれていますね。例えば置き換えダイエットとして朝食に食べるなら、バランスアップはおすすめです。

大塚製薬 SOYJOY オレンジ葉酸プラス

妊婦さんが積極的に摂取したい栄養素・葉酸を200μg含んだ栄養機能食品です。オレンジピールが香り高く、オレンジの果実感も特徴的です。大豆の栄養がたっぷり詰まっているのも魅力的ですね。

1本(30g)当たりの栄養成分表示
  • エネルギー:134kcal
  • タンパク質:4.6g
  • 脂質:7.2g
  • 炭水化物:14.8g(糖質 11.6g、食物繊維 3.2g)
  • ナトリウム:33~72mg
  • ビタミンB6:1mg
  • ビタミンB12:2μg
  • 葉酸:200μg
  • 大豆イソフラボン:14mg
ひつじから一言
妊婦さんが摂取したい葉酸・鉄に注目すると、葉酸はSOYJOY オレンジ葉酸プラスが葉酸 200μgでトップ、鉄 は2.5 mgでカロリーメイトメープル味とクリーム玄米ブラン ブルーベリーが同じ値でしたね。カロリーメイトをおやつとして食べる時には、カロリーが高いので一度に1箱すべて食べないように気を付けましょう!

ちなみにフルーツグラノーラの一種には、栄養機能食品として扱われているものがあります。フルーツグラノーラについては姉妹サイトのじゆうきママでまとめています。ぜひご覧ください。

機能性表示食品とは?

もう一つ、似たような食品表示で「機能性表示食品」というものがあります。栄養機能食品と混同しがちですが、消費者庁によれば、機能性表示食品とは事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品です。販売前に安全性及び機能性の根拠に関する情報などが消費者庁長官へ届け出られたものです。ただし、特定保健用食品のように消費者庁長官の個別の許可を受けたものとは異なります。

何を目印にした良いの?

「おなかの調子を整えます」「脂肪の吸収をおだやかにします」といった(健康の維持及び増進に役立つ)という食品の機能性が表示されているかがポイントです。栄養補助食品、健康補助食品、栄養調整食品といった表示で販売されている食品はこれらの表示がない食品なので、一般食品に分類されます。

授乳中ママや妊婦さんが注意しておきたいこと…

疾病をもっている人、未成年者、妊婦(妊娠を計画している方を含む)、授乳中の方を対象に開発された食品ではないものもあります。その場合、胎児や赤ちゃんにとってリスクのある成分が含まれていることもあります。特に授乳中やお腹に赤ちゃんがいるママは、しっかり表示を確認しましょう。栄養機能食品もそうですが、食事のバランスを整えた上で補助として活用していくのが良いでしょう。

機能性表示食品の一例を紹介!

大手食品メーカーから発売されている機能性表示食品の一例を紹介します。

アサヒ パーフェクトコラーゲン

キレイのための毎日の習慣として摂りたいコラーゲンに、ヒアルロン酸やプラセンタエキスなどの魅力成分をプラスした美容食品シリーズです。子育てで疲れがたまったときこそコラーゲンを摂取して肌にツヤとハリを与えたいですね。

サントリー 特茶カフェインゼロ

体脂肪を減らすのをサポートするサントリー特茶シリーズから、カフェインゼロのブレンド茶が発売されました。食事と一緒に飲むことで体脂肪の吸収を抑える効果が期待されています。大麦、はと麦、玄米、大豆、黒豆、ハブ茶、柿の葉、昆布、しいたけ、白米の10種がブレンドされています。

森永 ビヒダス BB536

ビフィズス菌は腸内環境を整えて、お通じも良くすると言われている菌です。森永のビヒダス536にはヨーグルトや乳製品で有名な森永が発見したビフィズス菌・BB536を使用しています。

キリン パーフェクトフリー(ノンアルコールビールテイスト飲料)

脂肪の吸収を抑えて、糖の吸収をおだやかにする機能が期待できるノンアルコールビールテイスト飲料です。脂肪の多い食事を摂りがちな方や食後の血糖値が気になる方におすすめされていますが、ビールが飲めない妊婦さんや授乳中のママにもおすすめです。

尚、パーフェクトフリーに含まれる難消化性デキストリン(食物繊維)については、とらさんがこちらでまとめています。

ひつじのまとめ

今回は栄養機能食品と機能性表示食品について書きました。似ているようで両者には違いがあります。

  • 栄養機能食品 … 「一日に必要な分の〇〇が手軽に摂取できる」
  • 機能性表示食品 … 「〜の症状に効果がある」

栄養機能食品は、妊婦さんや授乳中のママが摂取しても問題ない食品が多いですが、機能性表示食品の場合は医師に相談の上で摂取するように注意書きが書かれていることがあります。自分にとって何が必要な栄養なのかを見極めて、バランスの良い食事を心がけた上で、このような食品を選択したいですね。