体調を崩したときにおすすめの葛根湯は授乳中のママでも飲める漢方!

葛根湯

これから寒さが一段と厳しくなるということで、子どもだけじゃなくママも風邪が心配ですよね。とくに動き回るようになった赤ちゃんは、1日中家の中でじっとしているのは難しく、児童館や公園などに連れて行く機会も増えるでしょう。今回は、私が風邪の引き始めにお世話になった葛根湯のお話です。ただし、妊娠中は有識者との相談なしには服用できないのでご注意ください!

葛根湯とは

風邪の初期症状である鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛みに効果があると言われている漢方薬です。第二類医薬品ということで、ドラックストアでも購入できます。

第一類医薬品と第二類医薬品
大雑把に言うと、薬剤師さんに処方してもらう必要がある薬が「第一類医薬品」、ドラッグストアなどの薬局で自分で選んで購入できるものが「第二類医薬品」です。薬のパッケージに「第一類医薬品」「第二類医薬品」などの記載がされています。

葛根湯は誰でも飲めるわけではない!

授乳中のママは服用しても構いませんが、妊娠中のママが服用する場合には副作用の事を考えて必ず医師や薬剤師、登録販売者に相談する必要があります。同じく相談が必要な人は、我が家で使っている阪本漢法の葛根湯エキス顆粒の使用上の注意によると、下記の人が当てはまります。

  • 医師の治療を受けている人
  • 体力の衰えている人、体の弱い人
  • 胃腸の弱い人
  • 汗をかきやすい人
  • 高齢者
  • 薬によって発疹や発赤、かゆみなどを起こしたことがある人
  • むくみや排尿困難の症状がある人
  • 高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害の診断を受けた人

同じメーカーでもいろんな葛根湯が発売されているのはなぜ?

例えば後ほど紹介す販売元であるクラシエは、葛根湯だけで数種類取り扱っています。調べたところ、これはどの葛根湯の種類になるかで生薬の分量が異なるためです。どれも風邪の引き始めに効果があるという表記がありますが、それぞれ生薬の分量が異なるので、若干効き目も変わるようです。

葛根湯に含まれる生薬

  • 日局カッコン
  • 日局マオウ
  • 日局タイソウ
  • 日局ケイヒ
  • 日局シャクヤク
  • 日局カンゾウ
  • 日局ショウキョウ
「日局」の表記はどういう意味?
日本国内で使用されている薬剤・製剤の品質管理を定めている規約のことを日本薬局方と呼びます。日局はその略称です。メーカーによってはこの日局表示せずにそのまま生薬を記載しているところもあります。

葛根湯いろいろ

いろんな葛根湯が販売されているので、それぞれの販売メーカーが表示している効能と効果に加えてと成分を比べてみました。今回は私がよく行くドラックストアに置いてある「葛根湯エキス顆粒A」というものについてまとめています。また、摂取目安は15歳以上の成人のものを抜粋しています。葛根湯エキスと生薬に加え、いくつかの添加物が含まれています。

阪本漢法の葛根湯エキス顆粒

効果・効能

肩こり、感冒、鼻かぜ、頭痛、 筋肉痛、手や肩の痛み

1日の目安

15歳以上:1包(3.0g)を1日3回

成分・分量

1日分の3包分(1包3.0g)に含まれる成分は以下となります。

  • 葛根湯エキス 4.34g
  • 日局カッコン 8.0g
  • 日局マオウ 4.0g
  • 日局タイソウ 4.0g
  • 日局ケイヒ 3.0g
  • 日局シャクヤク 3.0g
  • 日局カンゾウ 2.0g
  • 日局ショウキョウ 1.0g
  • より製した乾燥エキス

添加物

乳糖、結晶セルロース、ステアリン酸Mg

ツムラ漢方葛根湯エキス顆粒A

効果・効能

感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛み

1日の目安

15歳以上:1包(2.5g)を1日2回

成分・分量

1日分の2包分(1包2.5g)に含まれる成分は以下となります。

  • 葛根湯エキス 2.5g
  • 日局カッコン 2.68g
  • 日局マオウ 2.01g
  • 日局タイソウ 2.01g
  • 日局ケイヒ 1.34g
  • 日局シャクヤク 1.34g
  • 日局カンゾウ 1.34g
  • 日局ショウキョウ 1.34g

添加物

日局ステアリン酸マグネシウム、日局乳糖水和物、ショ糖脂肪酸エステル

葛根湯エキス顆粒Aクラシエ

効果・効能

感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛み

1日の目安

15歳以上 1包(2.0g)を1日3回

成分・分量

1日分の3包分(1包2.0g)に含まれる成分は以下となります。

  • 葛根湯エキス 5.2g
  • カッコン 8.0g
  • マオウ 4.0g
  • タイソウ 4.0g
  • ケイヒ 3.0g
  • シャクヤク 3.0g
  • カンゾウ 2.0g
  • ショウキョウ 1.0g

添加物

ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール

症状が良くならない時は病院へ

葛根湯を飲んでもなかなか症状が回復しない時は、無理をせず病院へ行きましょう。そのまま放っておくと、重大な病気だったということにもなりかねません。赤ちゃんを連れて病院に行くのは大変なので、可能であれば、パパやおばあちゃんにお世話を頼んで病院に行きましょう。

ひつじが葛根湯を使う時

娘や夫が鼻水や咳をしている時、絶対感染る…と思って葛根湯を飲みます。以前、葛根湯を飲まずにいたところ、見事に症状が悪化して38℃台の風邪を引いたからです。風邪は引き始めが肝心なので、家族の誰かが風邪っぽい時に、自分にもその症状があるかも?と思ったら飲んでおいたほうが無難かもしれません。

葛根湯と一緒に使いたい授乳中のママが服用できる医薬品

うがい薬は

感染症対策として有効なのはうがい薬です。うがい薬は第3類医薬品のため、薬剤師のいないスーパーなどでも取り扱っています。その中でも有名なのは明治のうがい薬イソジンでしょう。比較的どこのスーパーやドラックストアでも取り扱っているため、我が家にも常備しています。日課として使用していればインフルエンザなどの感染症予防にもなりますね。のどの調子が悪い時に、イソジンでうがいするとすっきりします。注意したいのは色が濃いので、洗面台に飛び散ると派手に汚れるところです。あと掃除は面倒ですが、風邪予防の一環として諦めましょう。

意外と知られていない、うがい薬の効果

うがい薬の効果は、うがいする時に使用しますが、その効果はたくさんあります。口内に繁殖した細菌、ウィルスなどに対して殺菌や消毒効果があります。また口臭除去も期待できます。余ったからと言って捨ててしまうのはもったいないですし、冬以外でも一年中使用しても損はないですね。

のどが辛い時はのどスプレー

早くもこの冬、夫と娘からうつされた風邪に悩まされた時に使ったのがのどスプレーです。のどスプレーも第3類医薬品なので、スーパーなどでも取り扱っています。薬でセルフケアをしたくても、授乳中のママは市販の薬のほとんどを服用できません。のどスプレーは患部に直接吹き付けるので、授乳期間を問わず使用できます。

ひつじのまとめ

今回は、風邪のひきはじめに効果があると言われている漢方薬「葛根湯」について書きました。

  • 葛根湯は汗をかいていない風邪の初期症状や、身体の痛みに効果がある
  • 妊娠中の場合に葛根湯を服用する場合は、医師や薬剤師に相談が必要
  • 市販の葛根湯にもいくつか種類があり、それぞれ配合されている生薬の成分が微妙に異なる
  • 妊娠中・授乳中も使うことができる「うがい薬」や「のどスプレー」で風邪の悪化を防ごう

もちろん、体調を崩さないためには普段から栄養バランスを摂れた食事を摂ることが大切です。とは言っても、寒い季節に外にでかけると他の人から風邪がうつってしまう事もあります。手洗い・うがいをして風邪の予防対策はしつつも「あれ、ちょっとやばいかも?」と悪寒を感じたら、葛根湯に頼るのも一つの選択肢ですよ。早めの対処を心掛けましょう。