青汁と聞くと、葉野菜の苦味と渋みが合ってマズいんじゃないの…と想像する人もいると思います。実際、ちゃんと調べるまでは私もその中の1人でした。しかし、最近の青汁は飲みやすいように味の改良が進んでおりとてもマイルドな味がするのです。そして、妊娠中や授乳中のママにとって大事な栄養素である「葉酸」を効率的に摂取できます。今回は、手軽に栄養が取れるノンカフェイン飲料としての青汁にスポットを当ててみました。
目次
青汁の魅力
そもそも、青汁とは何を指すのでしょうか?広義では「生野菜を絞った汁」のことをそう呼び、絞る素材はケール・明日葉・大麦若葉などが有名です。人によっては緑色野菜をブレンドする人もいます。1日で摂取したい野菜の量は350gと言われていますが、意識していてもなかなか食べきることはできません。青汁を飲むことで生野菜のミネラルやビタミンなどの栄養素を手軽に補えるとして、幅広い年代から人気を集めています。
妊娠中・授乳中のママには「葉酸」が必要
お腹に赤ちゃんがいるママであれば「葉酸」という名前を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。「造血ビタミン」と言われる葉酸は血を作る骨髄の細胞分裂を促します。葉酸は大人にとっても大切な栄養素ですが、お腹の中の赤ちゃんにとってはそれ以上に大切な栄養素です。妊娠中に葉酸が不足すると、先天性の怖い障害である神経管閉鎖障害が発症するリスクが高まると言われています。赤ちゃんに栄養が行き届かず、脳や脊髄がうまく作られなくなることが原因です。特に妊娠初期のママにとっては、葉酸は必須で効果的に摂取したい栄養素の1つです。また、母乳に葉酸が不足すると赤ちゃんの脳や身体の発達が遅れるリスクがあるため、授乳中のママにとっても葉酸は積極的に摂取したい栄養素です。
青汁で効率よく葉酸が摂れる!
そんな葉酸をたっぷり効率よく飲める物が青汁です。青汁からは、天然素材に含まれる葉酸が摂取できます。妊娠中はつわりで体調が芳しく無く、外出ができずに十分な食事が取れないという時もあるでしょう。粉末タイプの青汁であれば手間もかからず簡単に作れますし、栄養も充分摂ることができます。今日は育児が疲れたな…という子育てママにもおすすめです。
葉酸が含まれている青汁
美力青汁
ママと赤ちゃんの事を考えて開発された葉酸入りの青汁です。もちろんカフェインはゼロで、妊娠中・授乳中のママを強力にサポートしてくれます。天然由来成分100%の無添加青汁で、1杯あたり200μgの葉酸が含まれています。(前述の成分と見比べてみると、ホウレンソウ100g程度に含まれる量ですね。)送料無料のお試しセットもあるので、青汁が初めての方はまずはそちらから試してみるのが良いかもしれません。
すっきりフルーツ青汁
@cosmeの美容サプリ部門で堂々の第1位を獲得した、今注目の青汁です。青汁という名前が付いていますが、苦味や渋みが苦手な方のためにフルーツをベースに作られていて、とても飲みやすい味に仕上がっています。酵素・乳酸菌・美容有効成分が含まれていて、身体の内側から美しく痩せたい方のダイエットをしっかりサポートしてくれますよ。フルーツに加えて「大麦若葉」「熊笹」「明日葉」なども含まれていて、青汁としての栄養素もバッチリ。ママに必要な葉酸もこの青汁からしっかり摂取できます。初回購入の方に限り、非常にお買い得な価格でお試し購入ができるので、青汁生活に少し興味があるけど迷われている方にもおすすめです。
実はカフェイン入りタイプの青汁も…
留意すべき点として、緑茶が含まれている青汁にはカフェインが含まれています。妊娠中や授乳中はできればカフェイン摂取を控えたい時期です。せっかく効率よく栄養が取れる青汁でも、カフェインが入っていたら…と考えるとちょっと遠慮してしまいますよね。成分表示(効能など)をよく見てノンカフェインの青汁を選びましょう。妊娠中のカフェイン摂取の危険性については下記の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
厚生労働省はサプリメントで合成葉酸の同時摂取を推奨
天然の食材から摂取できる天然葉酸(ポリグルタミン酸型の葉酸)に加えて、厚生労働省は体内吸収率の良い合成葉酸(モノグルタミン酸型の葉酸)をサプリメントから同時に摂取することを推奨しています。青汁や野菜で天然の栄養を摂りつつ、葉酸についてはサプリメントから推奨量を摂取しましょう。国内で販売されている葉酸サプリメントについては葉酸サプリの徹底比較記事でまとめています。妊娠中のママは、以下も合わせてご覧ください。
ひつじのまとめ
健康で元気な赤ちゃんを産むために必要な葉酸は、授乳中や産後の身体の回復にも欠かせない栄養素です。豊富なミネラルやビタミンと一緒に摂取できたら、時間もかからないし効率も良いですよね。- 1日に必要な野菜の量は350g
- 1日に摂取したい葉酸の量は240μg(0.24mg)/妊娠時には2倍の480μg
青汁1杯ではメーカーによって葉酸の摂取量が異なります。パッケージを良く見て、どれぐらいの葉酸が含まれているかをチェックしましょう。